ジオン好きの日記帳
ただのジオニストが遺す日記。 結構前からガンダムネタがない。
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ガンダム考察-10時限目 歴史③「ジオン公国の成立」
 地球を汚染から救うため、更なる発展のためと連邦政府は人々をコロニーへと誘った。
 住み慣れた土地を離れ、壁一枚先は真空というコロニーへ移住しろというのだから、美辞麗句を並べるだけでなく、様々な特典(元は税金だろうが)も付けたのかもしれない。

 何か事情があるか、宇宙へ旅立ちたい気持ちがなければ、ほぼ100%の人が「地球人」である時代に、宇宙移民などそうそう出来るものではなかっただろう。
 様々な変遷はあったが、U.C.0050には人類の80%以上が「宇宙人」になった。

 しかし、ここで連邦政府は手の平を返し、新規コロニーの開発を停止すると言い出した。
 これ以上「地球人」は「宇宙人」にならないと断言したのだ。
 だが宇宙移民の発端となった問題は何一つ解決していなかったのだから、「宇宙人」は「地球人」の勝手な言い分に激怒し、落胆した。

 そんな時に現れたのが、コントリズムの提唱者、ジオン・ズム・ダイクンである。
 ダイクンの思想は宇宙移民の正当性を証明するもので、コロニーの独立やスペースノイドの可能性を説いていたこともあって、連邦政府への反感を持った人々に受け入れられる。

 ダイクンを軍事・資金面で補佐したのが、後の公国の首魁となるザビ家だった。
 ザビ家はダイクンの思想には共鳴していたが、考えていた手法には大きな違いがあり、連邦からの経済・軍事的圧力が高まる中でも交渉にこだわるダイクン派と、ザビ派との派閥争いが顕著化していく。
 そんな中、U.C.0067にコロニー自治権整備法案が否決され、ザビ派を勢いづかせる。
 この時、ザビ家はダイクンに見切りをつけたと言う。

 コロニー自治権整備法案の棄却は、サイド3と連邦政府との交渉が決裂したことを意味した。
 当時のサイト3にはこれといった外交カードが無かった。
 そんなサイド3の独立を認めたとしても、連邦政府にとっては何のメリットも無く、ただの「弱者の戯言」であった。

 おまけに、サイド3の独立を認めれば他のサイドの独立も認めなくてはならなくなる。
 そうすれば、宇宙と地球の勢力バランスは逆転する。
 80%以上の人間が宇宙に住んでいるのだがら、当然といえば当然である。
 そうなればアースノイドは地球を追われ、既得権益を失う。
 ダイクンのコントリズムは、地球の聖域化と全人類のコロニー住民化を語っている以上、スペースノイドの勢力拡大は間違いなく国家の首を絞めることになる。
 連邦政府の人間がそれを許すはずも無く、ダイクンはそれを承知で交渉に挑んだのだろうが、玉砕に終わった。

 「外交は最大の内政」という格言があるように、この失敗は彼の立場を悪くした。
 以前からダイクンの平和的手法に異を唱えていたザビ家が実権を握り、ダイクンは象徴化していった。
 やがて彼は病に倒れ、U.C.0068にこの世を去ってしまう。

 死の間際、ダイクンはザビ家の頭目・デギンを指差し、後継の首相に指名した(ダイクンの死はザビ家による暗殺で、ダイクンがデギンを指差したのも、彼が犯人だと告げたのだとする説もある)。
 これによって連邦との対決姿勢を取るザビ派がサイド3の中枢を占めることになり、連邦とサイド3の関係はより悪化していく。

 ダイクンが死亡した翌年のU.C.0069、サイド3はジオン公国を宣言。
 デギン・ザビは自らを公王とし、国の主要なポストはザビ派が占めることとなった。
 ちなみに、公国宣言が行われた8月15日はジオン公国国慶節に指定されている。

 国名にダイクンの名を冠した事によって、自分達こそがダイクンの遺志を受け継ぐ者達であることを内外に示したが、もちろんダイクンの許しを得たわけでも、手法を踏襲したわけでもない。
 死して永遠のカリスマとなったダイクンを利用しているだけである。
 そもそも、公国の成立と前後してダイクン派は公国中枢から排除されており、その事実だけを見てもジオンを名乗る権利があったか疑問である。

 反対勢力を中枢から一掃したザビ家主導の公国は、デギンの息子ギレンが中核となり、軍備の拡充と国民へのアジテーション(選民思想化したコントリズム=ジオニズムの展開などの煽動的行為)を行い、連邦との対決姿勢を強めていく。
 そして、公国宣言から10年後のU.C.0079、公国によって一年戦争が引き起こされる。


 参考資料:ガンダムファクトファイル
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